ダイエットをしていると、脂質・糖質・カロリーに気を付けているのにも関わらず体重が落ちない。という経験をしたことをある人はいるでしょうか?
この状態を停滞期といいます。停滞期が来てしまうと体重が落ちなくなってしまい、ダイエットを始めてきてせっかく頑張ってきたのに体重が落ちないと精神的にもダメージを受けてしまいます。
そこでこの記事では停滞期の乗り越え方や、やってはいけない対処法について解説していきます。よく言われている対処法にも落とし穴があるので最後までご閲覧ください。
停滞期の原因
ダイエットを行っている上での停滞とはそれまでするすると落ちていた体重が、ある日突然落ちなくなってしまう現象です。
停滞期の原因は身体を一定の状態を維持しようとする機能が働きます。ダイエットをしていて体重が減り続けたとき、飢餓状態と判断された身体を守るためにこの機能が働きます。この状態になってしまうとそう簡単には体重は落ちなくなります。
例えば早く瘦せたいからといって急にカロリーを落とす(急な食事制限)事をしてしまうと体重はすぐに停滞してしまいます。瘦せたい時こそ焦らずに身体の変化を見ていきましょう。
停滞期にやってしまうNG例

チートデイ・ハイカーボデイ
よく停滞したときにチートデイorハイカーボデイを入れる人がいます。100%間違えではないのですが、これは効果がある人とない人がいます。
効果がある人は食が細い人です。食が細い人は無駄なカロリー摂取をすることがないのでお腹いっぱいに食べたとしても問題ないのです。
一方、食が太い人には効果がないでしょう。僕自身も食が太いほうなのですが、例えば1日2000kcalでダイエットをしている人が週1でチートデイを入れるとします。1日2000kcalだと6日間で12000kcalしか取らない計算になります。そして食事制限で溜まったストレスを吐き出すかのように1日ドカ食いをしてしまうと、僕の場合1日で15000kcalほど摂ってしまいます。そうなると消費カロリー以上に1日で摂ってしまうので一気に体脂肪になってしまうのです。
そもそもチートデイが必要なのはボディビルやフィジークなどの競技にでるような体脂肪率の人に効果的であり、ダイエット初心者には必要がないのです。
チートデイ・ハイカーボデイを入れたい人へ
チートデイ・ハイカーボデイを入れたい人の理由に【精神的なリラックスのため】に取り入れている人が多いと思います。これははっきり言って心の甘えだと僕は思います。
ダイエットをする理由やダイエット初日のことを考えてみましょう。なぜダイエットをするんですか?
カッコイイ姿や綺麗なボディラインを作るためですよね?そう考えた時に精神的にきついは言い訳かと思います。
今の自分を変えるためなのできついに決まっているんです。楽に自分を変えることなんてできないのです。もしきついと思った時は初心に戻り、なぜダイエットしているのかを考えてみてください。
体重が停滞した時の対処法
僕がダイエットをしていて体重が停滞した時の対処法で一番おススメできる方法が、食べるものを変えてみることです。
例えば
- 白米→蕎麦やかぼちゃ
- 鶏むね肉→豚肉や牛肉
- マグロ→サバ
など、この方法が僕がやってきた停滞期の対処法で一番効果がありました。
停滞期は身体がダイエットというストレスに慣れてきてエネルギー貯蓄モードになってしまうのでそこにあえて別のストレスをかけるように別の食材に変えることによって、停滞期を打破することができます。
チートデイ・ハイカーボデイも同じ原理です。
もしくはローファットダイエット→ケトジェニックダイエットのようにダイエット方法を変更することも効果があります。この方法もストレスの変化を変えるというやり方になります。
停滞期への向き合い方
停滞期が来た時、体重を見て判断する人が多いと思います。
体重は水分量によってコロコロ数値が変わるので、それに影響されているのなら体重なんて測らなくてもいいと思っています。
皆さんがダイエットで気にしているのは体重ではなくて【見た目】ですよね?体重を測るよりも2週間に1度ほど身体の写真を撮って変化をみましょう。見た目の変化だとすぐ気づくことができるのでおススメの方法です。
ぜひみんなでダイエットを成功させていきましょう。
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