【筋トレの左右差についてトレーナーが解説】原因や対処法

筋トレ
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筋トレをしている時にふと左右のバランスが悪いと思った方は少なくないと思います。

例えばバーベルを動かすときにどちらかが傾いてしまったり、ダンベル種目で回数が違ったり左右の力の差が違うということがあると思います。

せっかく筋トレをするなら左右差なくバランスよく鍛えていきたいですよね。

今回は現役トレーナーの私がこの筋トレの左右差の原因や対処法を解説していきます。

左右差がでてしまう原因

筋トレの際の左右差の原因は主に3つあります。

1つ目は【機能的な差】です。
力こぶを作ったときに左右で固さや大きさが違うという状態があると思います。特に筋トレを始めたての方は神経系の発達が伴っておらず、右と左で筋肉が収縮する数が違ってきてしまいます。
利き手などは普段から使っているので神経が発達しやすいです。逆に利き手と逆の手は力を入れているつもりでもあまり力が入っていないという状態になります。

2つ目は【技術的な差】です。
実は筋トレには上手い下手と技術的な差があります。例えば左右で同じ動きでやっているとしても肘の位置がずれてしまっていたり、捻るなどの無駄な力が入ってしまうなどフォームが間違ってきてしまいます。フォームが間違ってしまうと上手く効かせられないことに繋がってしまい左右差が出てきてしまいます。

筋トレが上手くなりたい方はこちらの記事をご覧ください。

3つ目は【癖の差】です。
インボディ、体組成計などで体脂肪率や筋肉量を測る際に左右の筋肉バランスも同時に測ることができると思いますが、この筋肉のバランスに偏りがある人が多くいます。これは日常生活をする上での癖が関係していると思います。例えばバッグをずっと片方の腕で持っていたり、歩く時の重心が傾いているなど無意識の癖の中で左右差が出てきてしまうという事があります。

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左右差の対処法3選

① マッスルコントロール

マッスルコントロールとは「全身の筋肉を各部位ごとに意識的に動かすこと」です。ボディビルやフィジークのポージングの際にも、マッスルコントロールで各部位の筋肉を収縮し大きく魅せたりもします。マッスルコントロールは、適度な筋肉量と訓練によって習得できます。
具体的なやり方としては、右腕と同じように力こぶを出したい場合、右腕と同じような意識で左腕の筋肉を意識すことです。難易度は高いですが出来るようになると左右差の改善に繋がります。

② 自分のフォームを再確認

先ほど、左右差が出てきてしまう原因としてフォームが間違っていると言いました。自分のフォームは自分を見なければわからないので動画を撮ってみたり、鏡を見ながら調節することをオススメします。実際にあっていると思っていたフォームを再確認すると片方だけずれているということはよくあります。自分のフォームを再確認することによって今まで気づけなかったことにも気付くこともできるのでとても大切です。フォームを再確認したうえで間違っている部分を意識して修正していきましょう。

③ ダンベルに逃げない

よくありがちなのがこのダンベルに逃げてしまうという行為です。バーベル種目が上手くいかないからと言ってダンベル種目に変更してしまうと左右差が更に酷くなってしまう可能性があります。ダンベル種目の場合、補助やチーティング(体の反動を使うこと)が難しいので強い方とより差が出てきてしまいます。ダンベル種目に変更してしまう理由としてもバーベルやマシン種目の重量が重すぎて効かせられていなかったり、低回数になったりと重量設定が間違っているパターンもあります。

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多少の差はしょうがない!

この記事では筋トレでの左右差の原因や対処法を解説してきました。

しかし、多少の左右差はどうしてもでてきてしまうのでしょうがないです。

骨の太さや筋肉の量、意識の違いなど様々な要因で左右差は出てきてしまいます。

ボディビルフィジークのトップ選手でもこの左右差が完璧に均等な人はほとんどいないので左右差だけにこだわらないようにしましょう!

そして改善することは悪いことでなく、改善すれば筋トレの効率も上げることができるのでぜひ意識してみましょう!

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